ブログ

news

    トップページ > ブログ > 第65回建築士会全国大会

     2023年11月28日  篠笛吹クロウ      

   

第65回建築士会全国大会

みなさんこんにちは、フクロウです。

最近はめっきり日も短くなり、気温もぐっと下がって冬らしい気候になってきましたね。

私的には暑いより寒い方が心地良いのでうれしい限りです。

さて、先月の末に会社の厚意で第65回建築士会全国大会に参加させていただきましたのでその時のことを書かせていただこうと思います。

 

今回の建築士会全国大会開催地は静岡県、こういう機会がなければ一生行くことはなかったと思います。

 

そして旅行当日・・・あさ4時に会社で乗りあわせてから得々ターミナルに6時集合でバスに乗り新神戸駅から静岡に行く予定だったのですが。4時起床?・・・?痛恨の寝坊!・・・あれ?集合って5時だったっけと脳が一瞬現実を拒否しましたね・・・はい。そんなこんなで単独でとくとくターミナルに向かうことになり、なんとかぎりぎりでバスに乗ることができました。出発時点でさい先不安な旅の始まりとなりました。乗り合わせの皆様には大変ご迷惑をおかけしました。

 

出発の際にはいろいろハプニングがありましたが無事に初の静岡県に到着です。静岡県、思っていた以上に都会!茶畑のイメージが強かったのですが、想像していた茶畑の風景は結局一度も見ることがありませんでした・・・他県にもってるイメージって案外そんなもんですよね。実際に行かないとわからないです。

 

静岡で見たものを全て書くと大変なことになりすので印象に残ったものを二つほど、書かせていただこうと思います。

 

ひとつ目は女優の宮城まり子さんという方が1968年設立した、日本で初めての肢体不自由児のための養護施設「ねむの木学園」の子どもたちが描いた絵を集めた美術館です。ねむの木村内に2007年に開館した「ねむの木子ども美術館」(どんぐり)には、ねむの木学園の子どもたちの絵画が約120点展示されているそうです。のどかな山里の風景に溶け込む外観は、建築家藤森照信さんの設計です。職業柄か建物ばかりに目がいきがちですが、展示品も子どもたちの純粋な目と心で描かれた絵画は緻密なモノから独創性のあるものと、一般的な美術品とはひと味違った感性を感じることができとても良かったです。

 

ふたつ目は掛川城二の丸御殿二の丸茶室。掛川城の西側にある二の丸茶室は、天守閣を見上げる日本庭園に囲まれた伝統的な数寄屋造りの建物です。数寄屋造りの特徴としては、・自然素材をいかしたつくり、・シンプルで簡素な構造、・借景を考慮した間取りが特徴です。

借景とは庭園外にある山や海などの景色を庭園の一部であるかのように取り入れる手法なのだそうですが、部屋にいながら四季折々の景色を庭の一部として楽しむというのがコンセプトなのだそうです。いうだけあって建物ももちろんのこと庭も素晴らしく、いろいろな職人さんの技術やセンスには感動しました。掛川城二の丸御殿二の丸茶室は普段、茶室として機能している建物ですが、将棋の王将戦の対局会場としても使用されているそうです。

 

そのほかにも近代的な建物から歴史ある建物といろいろな建物や名所を見て回りましたが写真で見ることはあっても実物をみる機会は多く無いので実際に自分の目で見てその雰囲気を感じる事ができてとても良い旅でした。

 

またいつか偶然静岡に行く機会ができれば茶畑風景も見れたらいいなと思います。

 

ねむの木子ども美術館        掛川城二の丸御殿二の丸茶室      中村家

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です