花見の歴史は古く、今みたいに桜の花を見る花見の起源は平安時代に遡ると言われています。
昔は貴族の行事だった花見ですが、時代を重ねていくうちに庶民的なものになって各地に広まり、現在では春には恒例のイベントとして定着しています。
私は毎年桜の時期を楽しみにしており、家族や仲間と集まって食事やお酒を飲みながら花見をする事が毎年当たり前の事だと思っておりました。
しかし、今年は某ウィルスの為、日本各地で花見を自粛する動きが広がっています。
世間が自粛ムードの中、家族や仲間と集まるのは某ウィルスの感染拡大の観点から行ってはいけないことだと思います。
それでも桜が見たい!花見がしたい!と言う気持ちが抑えきれず、「ひとり花見」を行う事を決意しました。
「ひとり花見」を楽しむ人は意外と多いみたいで、気ままに楽しめる、静かに桜を見る事ができる等メリットはいくつもあるみたいです。
以前からずっと行ってみたかった阿南市の「羽ノ浦桜づつみ公園」へ!
家からは遠いですが、ひとりなので気ままに行ってきました。
着いた時間は20時を過ぎておりましたが、まだまだライトアップの時間内でした。
400mくらいの桜のトンネルがライトアップされており、私が行った4月5日にはちょうど満開で桜は
とてもきれいでした。
夜桜をゆっくり見るのは初めてで、昼間に見るのとまた違った感じに写るのがすごいと感心しました。
家族や仲間といるときは食べて飲んでしゃべってと騒いでる事も多々あって、あまりゆっくりと桜を
見られていなかったんだなと改めて実感しました。
桜のトンネルの途中を曲がると池へ着きます。池の周りにもたくさんの桜が植わっています。
桜と共に様々な色の提灯が幻想的に桜を照らしてくれていました。
池に架かる橋の絶好の写真スポット!何度も自分が満足するまで写真を撮り直す事が出来るのも「ひとり花見」だからだと思いました。
公園内をゆっくりと散歩して十分桜を満喫出来ました。
遅い時間だったからかもしれませんが、ほとんど人に会う事もなかったので、某ウィルス感染拡大にも配慮できたのが良かったです。
来年は家族や仲間と集まって花見出来る事を願っておりますが、シーズンに一度は「ひとり花見」を楽しんでみるのも良い事だと思いました。
今まで落ち着いて桜を見たことがないという方には是非おすすめです。某ウィルスが終息の後には「ひとり花見」をしてみてはいかがでしょうか。