新四国曼荼羅霊場 六十七番札所 瀧寺の庫裏の老朽化に伴う
建替えの設計・監理業務のご依頼を頂きました。
既存の庫裏は客殿と一体となっており、
切り離し工事をする必要がありました。
難易度の高い工程でしたが、大工棟梁の手腕により工期通りに
進めることができました。
建替え後の庫裏は住宅としてのプライバシーを確保できるよう、
渡り廊下を設けて客殿と分離しました。
切り離し部分においては、
蓑甲(みのこう)や矢切隠しなどの衣装的な飾りを設けました。
竣工まで対応させて頂き、
歴史ある寺にふさわしい庫裏をご提供することができました。