建物を計画するにあたり、地名である柿原の柿色を基軸として、色調を整えて設計しました。
敷地の形状に合わせて建物をL型に配置し、南面に園庭を設けることにより、それを教室が囲み、子供達が太陽濯ぐ園庭へ駆け出せる様に計画しています。
また、庇を少し低くすることにより夏の太陽の陽射しや風雨からこども達を守るよう計画しています。
この他に、パースで打合せをしている際、お施主様より、コンクリートの耐火壁が「ゾウさんの鼻のように見えるなあ」というお話を受け、形状を少し変更し「ゾウさん」に模した形の耐火壁としました。