老朽化した象舎を新しく立て直し、『象が快適に居住できるようにしたい』という
しろとり動物園さんの強い想いで計画がスタートしました。
住むのが人ではなく象ということで、すべてが規格外!
とにかく力が強いので鼻の届く範囲はRCの外壁にしたり、音に敏感な象の体が当たっても不快な反響音が出ないように檻のパイプにはモルタルをつめたり、頭を丸鋼で繋ぎ強度を持たせることにより見た目を軽快にし、象が主体に見えるように配慮したりと完成までいろんな苦労がありました。
飼育のプロである動物園の方々と度重なる打合せにより、このような建物が完成しました。
象舎の完成後に放育場も併設し、象にとってより過ごしやすいスペースに生まれ変わりました。