三好市池田総合体育館にて、3月26日と27日に、
嵯峨御流華道池田司所の生け花展「遊山」があり見に行きました。
池田司所の創立75周年記念展で、会員107人の個性豊かな作品50点が出品されていました。
会場には県西部の風景をモチーフにしたダイナミックなものから
様々な地元の素材を使った鮮やかな作品が並んでいました。
「大歩危峡」をテーマにした作品は、幅約6メートル、高さ4メートルの大作でした。
細く裂いた竹を波打たせて吉野川の流れと巨岩を表現し、ソメイヨシノやヒガンザクラをあしらい、
渓谷に訪れる春を演出していました。
「四国三郎」をテーマにした作品は、夕陽の沈む川の景色を、
美馬市の伝統工芸である和傘と花を融合させ表現した作品は特に感動しました。
この作品を見た時、美馬市の土手から見た夕陽が沈む美しい川の景色を思い出しました。
あの時感じたなんともいえない感動をもう一度感じ、懐かしくなりました。
どの作品も素材が立派で、何より発想がすごく斬新で驚きました。
大胆さかつ繊細さが行き届いていて素晴らしかったです。
また、生け花やミニわらぐろ作り体験会、ジビエ料理やそば、藍染作品を販売するブースもあり、賑わっていました。
今回の二日間の生け花展で三千人が来られたと聞き、驚きました。
地元に、地元の方をはじめ県外からもたくさんの方が見に来てくださったこと嬉しかったです。
生け花の世界を堪能した一日でした(*´ω`*)
by F