最近、出張で三重県までいく事がありました。仕事は早々に済ませ、前々から訪れてみたかった
三重県鳥羽市にある「海の博物館」まで足を伸ばす事にしました。
どちらが主目的?とツッ込まれそうですが、素晴らしい建物を見ることも立派な仕事なのだと、
自分に言い聞かせ、ウキウキウォッチングを敢行(観光?)です。
私自身の建物を見た印象は、日本の伝統的な意匠形態をベースにして外観をデザインしているので、
飽きがこないシンプルさがあり、全然古くさくなく、20数年前に竣工したとは思えない斬新な構造デザインで
時代を超えて愛され続けるような設計だなと感じました。
(感じたことを自分の物に出来るかが大事なんですが、まだまだ修行が足りません…。)
海の博物館はご存じの通り、内藤廣先生の設計で、数々の輝かしい建築賞も受賞されておりますので、
小生がわざわざ説明しなくても、いかに素晴らしいかは沢山の書籍や資料で知ることが出来ます。
そうは言うものの、建物の良さを感じることが出来るのは、やはりその場所に行くしかありません。
自分の目で見て、匂い、耳を澄ませ、手で触れて感じる事でより、より一層、深みのある体験が出来るはずです。
その土地でしか感じられない空気感や、時間の流れを感じながら、芸術を愛でるような不思議な喜びが
得られる感覚と似ているのではないかと思います。
建築の難しい話ばかりしても面白くありませんが、そんなに建築に興味がない方でも、
今度、どこかに旅行に行く際は、ちょっと主目的を変えて、建築探訪をするのもオススメですよ…。
是非一度ご賞味ください。
ご心配なく。
建築でもちゃんと、味覚を楽しめますからね…。
名物:海の幸 カキカレー 海の博物館内のcafeにて
もちろん会社へのお土産は、伊勢名物のあっさりとした赤い福なる餅でしたので、大好評!
楽しみはみんなで共有しないと、私一人楽しんではいけません。
あっ!?
食べてない社員の皆様(特にMtさん)、見なかったことにしてください…。
By 腹ぺこ碧ムシ