長善寺の移転計画は平成8年に始まり、敷地造成の段階から今日に至るまで、その歩みに携わってきました。
計画開始から6年後には本堂と納骨堂が完成し、その後も庫裏、山門、鐘楼、会館、塀、お経堂と、境内の整備は段階的に進められてきました。 こうして約30年という長い歳月を経て、令和7年に最後の建物が完成し、長善寺の境内は一つの大きな節目を迎えることとなりました。
今回計画した新納骨堂では、これまでに建立されてきた建物との調和を何よりも大切にしています。
寺院として受け継がれてきた佇まいや空気感を損なうことなく、境内全体に自然と馴染む建築となるよう、意匠や配置、素材の一つひとつに配慮しました。 設計にあたっては、住職様、奥様にも多くのご意見と知恵をいただきながら、丁寧に検討を重ねています。
長年にわたり積み重ねられてきた歴史と想いを受け継ぎ、これからの時代においても、訪れる方々が安心して手を合わせ、心静かに故人を偲ぶことのできる場となることを願い、本納骨堂は完成しました。





